思い出し愚痴。
10年くらい前の自分が学生のころ、ちょうど恋空を筆頭に携帯小説が人気のころで、自分も携帯小説を読んだり書いたりしてた。
自分はしおり500くらいのマイナーな作者だった(人気作はしおり5桁とかざらにあったと思う)けど、
伏線とか起承転結なんかも意識して一年くらい書いてて、もらったコメントは大体高評価もらえてて満足してた。
(いまも公開したままのやつもあるけど、宣伝ではないので作者名や作品名は言わない)
数年前になろう小説が流行ってると聞いたとき、ふと当時を思い出して自分の作品をちょっと手直しして投稿してみたら、
まあ人気以前にそもそも全くと言っていいほど読まれなくて時代の流れを感じた。
あまりにも寂しくて、某所で批判でもいいからという思いで感想を聞いたら、
的外れな批判ばかりを並べられて、
今の時代に合わないのか、読んだ人の読解力が低いのか、
単純に自分の書いた作品が面白くないのかと自信がなくなった。
それ以降ほぼ書かなくなったや。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
>>3
当時、そこそこ高評価をもらってたと言う事は、あなたの小説は時代に合ったいい作品だったんだと思う
ただ「時代性」ってやつは、流行れば流行るほど寿命は短い
10年も経てば、小説の流行りのスタイルは変わってしまうし、携帯小説の読者も入れ替わってるでしょ
流行りの歌だって、10年前と同じメロディラインじゃ古臭く感じるし
漫画だって10年前に流行った絵柄のままでは、まず中身より先に「絵古っ」てなる
読者が変わったのではなく、時代が変わったんだよ
特にこの10年て、景気も価値観も恐ろしく変わったしね
お手軽で使い捨ての様にライトな読み捨て小説が幅を利かせている時代だなーと思う
勿論そんな話ばかりじゃないけど
読者に知識がないと意味が理解できないようなエピソードなんかは、知らん人は面白味が分からないだろう
自分は伏線や比喩的表現が好きで、作者があちこちに仕込んだ小さな宝物(エピソード)が回収されるとワクワクする
そりゃケータイ小説となろう小説じゃ読者層全然違うしな
それこそ時代も違う
そもそもケータイ小説っていうと女性向け恋愛小説だと思うんだけど
なろうには向いてないんだよね
ベリーズ?アルファ?エブリスタ?辺りの方が読まれるんじゃないかな
優しいお言葉ありがとうございます。
>>6
私も伏線や比喩を多用した、ややもすれば回りくどいくらいのほうが好みです。
書いてたのはモバゲー時代のエブリスタですね。
女性向け恋愛小説はやはりiらんどのイメージが強いためか、それ以外のジャンルも多くありました。
あとはライトノベル風の作品も多かった記憶があります。
中間オススメ(*ノ・ω・)ノ⌒。ドゾ
このスレの>>3です。
同じような愚痴をしていると、友人に「お前の書く話は小説を読むのに慣れてない層が読むには難しいが、
本を読みなれてる人からすれば簡単なうえに小説としては詩的すぎる」と言われました。
自分たちの世代でも少なからずありましたが、
それよりも若い今の世代は読解力が低いという以前に、そもそも「考える」ということをしない。
LINEやTwitterのように、短い文章で手軽に連絡を取ることになれてる世代は、
長い文章を読んで考えることよりも、目に入った情報をそのまま受け入れることに慣れてるから、
じっくり時間をかけて考えて読むような話が流行るわけがないだろ、と。
「そもそも万人受けする感覚じゃない。理屈よりも感覚で面白さを伝えられないんだから、それは面白くないと言われても仕方がない。
今の時代に合ってないし、読むやつの読解力も低いし、表現力はともかく文章力が低い。だから面白くない」
グサッときますけど、それが真理かもしれないですね。
若い世代って言っても全員ではないけど読解力がない人が増えてるから。
読解力がないとか弱いのはこちらからどうこうすることではないから何もしないけど「それどういう感覚?」と言いたくなるのが「文章長いから短くしろ」「わかんないからわかるようにして」「意味わからんからわかるように書いて」と言ってくるバカがいること。
自力で解読出来ないのか?国語の教科書にも「これはこういうこと」と解答が記載されていたのか?それとも「文章は50文字以内一区切りルール」みたいなものがあるのか?
だから若い年齢層の開拓は考えないで創作するのも一つの方法なのかもしれませんね。
この国の未来は真っ暗。
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