典型的な弱者男性になってしまった。
30歳、無職。
職歴ほぼ無し(正社員2社、合計で一年にも満たない)。
うつ病歴10年目(診断あり)で、その上ASD持ち(診断あり)。
その上借金(大学の奨学金)まである。
学生時代は小中高ずっといじめられていた。
それでも何とか頑張ってそこそこの大学には受かった。
でも色々と上手くいかず、大学生だった20歳の夏、突然気分がひどく落ち込んで何も手につかないようになった。
部屋で一人閉じこもって泣いたりしてるのを家族に心配され、心療内科に連れていかれたら、そこでうつ病だと判明した。
おまけに知能検査でASDとも判明した。
その日から俺は一気に病人であり障害者になった。
リハビリと療養を何年もしたけど、何をやっても快方に向かうことは無かった。
大学に通いながらバイトしても、逆に療養に専念してもどんどん気分は落ち込んでいく。
しまいには家出や自サツ未遂、自傷行為を繰り返すようになり精神病棟に入院までした。
でも退院後も何も良くならなかった。
大学は留年しまくって何とか卒業した。
一応新卒として就職活動はしたが、もちろんまともな会社に雇ってもらえるはずもなく、
60社くらい受けてようやく決まった就職先は正社員といいつつ実質派遣の求人だった。
仕事は頑張っていたつもりだけど、派遣先でミスを押し付けられたり別会社の派遣社員にパワハラされたり
元会社や派遣先に相談しても聞いてもらえず、クレームとなって追い出されクビになった。
落ち込んでしばらく引きこもったけど、何とか立ち直って転職活動をしたけど、当然就職先は見つからない。
何十社も落ちて、有名な転職エージェントからは全部利用を断られた。
それでも何とかある会社に内定をもらえて働き始めた。
無遅刻・無欠勤で仕事も真面目にやっていたが「能力不足」を理由に試用期間中に退職勧奨されてしまった。
そのとき面談した総務の人間いわく、業務自体は問題なく出来ているが「封筒をカッターで上手く開ける」とか
そういうことが上手く出来ないとか、常に気を張ってて必タヒ感が強すぎる所が周囲から浮いていて、駄目だったらしい。
「『細かいことの積み重ね』なんだよね」という言葉が今も頭に残っている。
そこの職場では現場の上司から、怒鳴られる・逆に無視される・異性関係のからかいなどのパワハラ的な言動も度々あったので
それも含めて地域の労基署に相談してみたけど、「弁護士を頼るしかない」と言われ、結局断念して退職に応じた。
その一件でだいぶ精神的にやられてしまったのか、退職後は吐き気や体の痛みが酷く、一時は外出すらままならなくなった。
長年通った心療内科では「毎日7000歩のウォーキングをしてバランスの取れた食事と規則正しい睡眠をとれ」と言われ、数ヶ月続けたが改善されなかった。
内科や整形外科にも行ったが原因は分からず、内科では「心療内科の問題」といわれたので
再び心療内科で相談すると「分かりません。」といわれ他の病院への転院を勧められた。
10年近く診察を受けてきた主治医にも、俺は見放されてしまった。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
最初は心配してくれた両親もだんだん疲れてきて、悩みを相談しても聞き流されたり喧嘩になってしまうことが増えた。
「悩みを聞いてほしいのに」と思う一方、両親の気持ちも分かるので自分の存在が申し訳なくなって一人で泣くしかなかった。
いのちの電話にも何度もかけた。
でもいつ何回かけても全然繋がらなくて、やっと繋がって出てきたおばさんには
「そりゃその歳じゃ正社員の仕事なんて無いよね。でもバイトとかあるでしょ?」と何の励みにもならないことを言われて終わった。
こんな有様なので、僅かにいた友達とはとっくに縁が切れた。
掲示板やSNSに相談を書き込んでも「自業自得」「甘え」みたいな返信ばかりが返ってきた。
将来に不安を感じ生活保護も相談したが、何度も役所に通ったけど案の定却下された。
少なくとも実家に住んでいる、家という財産がある今は無理らしい。
「男なんだし、まだ働けるでしょ?」という理由も大きかった。
後10年後か20年後か、親が亡くなり実家を処分して単身となり、その上で金が尽きれば
生活保護が受給される「可能性はある」という。
つまり受給されなければそのままホームレスとなるか、ホームレスにすらなれず野垂れタヒにするしか無くなる。
俺みたいなひ弱はホームレスにも受け入れられなさそうだから、多分後者になると思う。
困難女性支援法という、実質女性専用生活保護制度が再来年出来るらしいけど、当然俺は男だから対象では無い。
10年後、20年後に同様の制度が出来る保証も見込みもロクに無い。
この時ばかりは、自分が困難な人間としてすら認められない側の性に生まれてしまった事を呪った。
「もう俺のことを助けてくれる人はどこにもいない」と、毎日のように「タヒにたい」と考える様になった。
首を吊ったり樹海に行く想像をするが、怖くて実行出来ない。
首吊りは今までにも何度も試したけど、首が閉まって意識が遠のいていくと何故かタヒぬのが怖くなって中断してしまう。
そして涙が枯れるまで泣いた。「自分にはタヒぬことすら出来ないのか」という情けなさで涙が止まらなかった。
逆に「社会に復讐したい」と考えることもあった。
もちろん、本来怒りの矛先を向けるべきは過去にいじめやパワハラをしてきた個々人なのは分かっている。
だけど結局、そういう人達が何の罰も受けずのうのうと暮らしていて、逆に自分は必タヒに救いを求めても
誰にも相手にされず見捨てられることを繰り返すうちに、「社会」というもの自体が自分の様な弱者を淘汰することで
循環をはかるシステムなのだと気が付き、このまま社会に「殺される」くらいなら……と、思った事もあった。
だけど、結局それも実行はしていない。実行出来る気がしない。
赤の他人を頃すなんて絶対駄目だという理性が辛うじて残ってるし、
俺が逮捕されたら両親や弟や祖母やいとこ達の人生まで狂ってしまう。
自分は、社会への逆ギレすら出来ない弱者でしか無かった。
だったらやっぱり自分がタヒのうとするが……という無限ループ。
でも、本当は自分でも分かってる。
俺はタヒにたいわけでも誰かを傷つけたい訳でもなく、「幸せになりたい」んだと。
いや幸せじゃなくても良い、せめて「普通に生きたい」と願っていた。
だけどこれまでにも希望を口にしては「ムリだね」「諦めろ」と否定されるばかりだったから
もうそれを誰にも言えないし自分自身に言い聞かせることも出来ない。何かを信じて頑張る気力がもう残ってない。
だから今は「タヒにたい」気持ちと、暴発しそう衝動を必タヒで抑えつけて、何とか明日に繋げているだけの日々。
肉体は生きていても、「人」としてはもうタヒんでいるのかも知れない。
もう何をどうしていいかも分からない。
今日も明日も夜も、短期のバイトだ。
こんな事でしか食いつなぐ事が出来ない。
でもそれすらも精神状態が悪化すると出来なくなる時が来るかもしれない。
自分の人生、一体何だったんだろう?
新年を前に浮かれてそうな人々を眺めながら、一人絶望している。
中間オススメ(*ノ・ω・)ノ⌒。ドゾ
私の知り合いも30年くらい気分性障害とやらで鬱症状を繰り返しているが何度も言い聞かせているのは
良くなろうとがんばるな普通になろうとするな、普通じゃないんだからギリギリの低空飛行を維持するんだ、湖の上で体の力を抜いて余計なことせず沈まないことだけをやっておけば良いってこと。
でも全然いうこと聞かないんだわ。
自分の理想の普通の自分になろうとして、できなくて落ち込んでる。普通は無理だと診断もらってるのに、無理な方向に進もうとするんだよね。
いっそ足がないとかなら、2本足で歩こうとするのは諦められるのだろうが、なまじ頭では色々と考えることができるから辛いのだろうな。
たまに電話で愚痴を聞くけど、誰も助けてくれないと言いながら、今かけてきてる電話代はあんたの親が払ってるんだよな。飯も親が三食作って出してるんだよな。
こんな風に今も身近な人に助けられてるけど、それはその人が求めてる助けにはなってないんだろうなと思うと哀れだ。
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