中学生の頃、父が末期癌で入院していた
その日も学校帰りに父が入院してる病院に寄ったら看護師さんが悲しそうな顔で寄ってきて「お父様はね…先に帰られたのよ」
私は血相変えて帰路についた
頼む間に合ってくれと思いながら必タヒで自転車を漕いだ
家に戻ると母や親戚たちが葬儀の準備に取り掛かっていた
それを見た瞬間、全身から力が抜けた
父は実はどこに出しても恥ずかしいDVモラハラパチンカスサイマー無職のフルコンボのクズだった
だからヤツが末期の胃癌にかかったときはざまぁと思った
ビヤ樽体型になるほどの食道楽の呑兵衛なのにお粥と煮魚しか食べられなくなって見るからにイライラして飯の炊き方ガーとか私と母に当たってた
いよいよ病状が進んで入院してもクズ親父はやれ病室にあれ持ってこいこれ持ってこいと我儘放題
ある時は「吉野家買ってこい!!」とわめく
でも田舎で吉野家なんかないから仕方なく自転車往復1時間かけて町の方に行ってやっと吉野家見つけて買ってきても
「まずい!」「お前本当に吉野家行ったのか!」「味が落ちた!クソ!」と文句ばっかり(いま思えば胃癌なのに吉野家なんか食べて良かったのか)
前述したあの日、私は当時好きだったアーティストのCDをうっかり机の上に置きっぱなしにしていた
クズは私と母が何か趣味を持つ事も物凄く嫌っていて、そういうものが見つかったら即没収だった
アホな私は看護師さんの「先に帰られた」を「退院した!?」と早合点した
自転車こいでる間は本当に修羅場だった
なんで、もうすぐタヒぬんじゃないの、まさか治ったとか冗談じゃない、CDが、CDが
あの時の私の頭の中にはCDしかなかった
だから帰宅して葬式の準備を見て、ほんとうに脱力したよ
あーやっと救われたと
実の親の葬式を見てそう思った事が墓場
ここで終われば良かったんだけど結局私はこのDV親父に苦しめられた幼少期をずっと引きずってる
心療内科もジプシーしてるけどなかなか合うところがない
このままあの頃を引きずり続けるのかなと思うと地獄
どこまで苦しめりゃ気が済むんだあのクズ
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
>>710
私も昨年秋、人格障害暴力母が亡くなって安堵した
やっとで鎖や足枷が解かれたような気持ち
毒親サバイバー系の実録漫画を読み漁ったら、似たような感情を持った人が他にも複数いた
モンスターに飼われて洗脳されて育つと歪むね
あ、毒親系漫画お勧めするわ
他人のケースを知ることで、子供は悪くない、親がピュアなキチなんだ、と客観的に見れて頭の中が整理できるよ
今は、目の前にいる人たちを大切にして相手からも必要とされる人間になろうと修行中
幸せに暮らすことが親への報復だと思ってる
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