去年の話ですが、私は凄く気が弱く、グズグズした性格でした。
同居してる姑に、苛められても、言えないくらいでした。
むしろ、自分が悪い、自分が至らないと悩むぐらい。
今思うと、凄くバカだなーって思うんですが。
姑は、家事を一切せず、私に押し付けっぱなし。
夫が、
「嫁子にばかりさせるのは、酷くないか?」
と言っても、姑は
「良いのよ、むしろ頼まれてるの、やらせてくださいって、ね?嫁子?」
ってこちらに作り笑顔で言われた時も、
「はい。」
ってうなづくしか出来ませんでした。
たまーに、私が仕事で遅くなって帰ってきた時、
姑と舅と夫は既にご飯を済ませており、私の分はありませんでした。
夫が、
「母さん。何故嫁子のがないんだ?」
って言っても、姑は澄ました顔で
「あら、言ってなかったっけ?ご飯いらないって電話があったの、ね?」
って言われても、黙ってうなづくしかありませんでした。
反論すると、二人っきりになった時が怖いと、思い込んでいたのです。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
殆ど、奴隷状態でした。
ご飯を作って、夫や舅に褒められると、次の日、私の作ったご飯に細工をされます。
目を離した隙に、塩や砂糖をドカ入れされ、それを器に既に盛っていて、
「もう食卓に出しておいたからね。」
って姑に言われ、最初はありがたいなって思っていたんですが、一口食べると酷い味。
「嫁子ったら、間違えちゃったのかしらね?本当にしょうがない子。」
と言って、姑は私をフォローするフリをしますが、目は笑っていません。
何度かそんな事があり、ご飯を作ってる最中も、目が離せなくなりました。
で、結婚&同居2年目の去年の5月頃。
そんな事がたまりにたまって、私も凄く疲れ果ててしまいました。
でも、逃げるとか、夫に言うという思考はなくなっていました。
なんていうか、気力がないんです。
既に、仕事もやめてしまっていました。
誰に何を言われても、「はあ…」「はい。」「ええ。」しか答えられませんでした。
夫は、流石におかしいと思って、問い詰めてきましたが、
私も阿呆だったので、
「なんでもない。」
としか、答えませんでした。
そんな中、姑が外出先で、転んで骨折してしまいました。
病院へ迎えに行った時、本当に苦しそうで、立てなくて、泣いていました。
可哀想とも、大変とも思わず、ただただ
「ああ、私はこの人の介護もしなきゃならないんだ。」
としか、思えませんでした。
昼間は、夫と舅は仕事で、姑と二人っきり。
足の痛さで、ガンガン当り散らしてきます。
近寄ると、松葉杖で、ガンガン殴られます。
最初は、姑の無理な要求をすべて呑んでいました。
しかし、この時、気づいたのです。
「姑、私いないと何も出来ないんじゃない?」
最初は、
「そんな事考えちゃダメだよ。」
って思っていましたが、そんな気持ちが強くなり、ちょっと試して見ました。
「嫁子ーっ!お茶入れなさい。」
といつも通り呼ばれても、ちょっと無視して見ました。
骨折してからは、基本的に自分で歩く事もなく、座って
「嫁子ー嫁子ー」
って私の名前連発で、何度もそれを繰り返し、3分ぐらいで
「いないのかしら?買い物?言ってから行けって言ってるのに!」
とつぶやいて、諦めてしまいました。
その時、私の中で、姑が小さく見えて、笑いながら姑の前に出ました。
「嫁子!いるんだったら返事しなさい!」
って言われて、いつもなら怖くて畏縮しちゃうけど、この日は滑稽にみえました。
ニヤニヤ笑ってる私をみて、姑はなにか怖くなったらしく
「笑うのをやめなさい!なんなの!バカにしてるの?」
と、松葉杖を振り上げましたが、それをキャッチ。
なんだ、大人しく叩かれてたけど、たいした事ないんだ?
そう思うと、松葉杖を引っ張って奪って、それを見てまたニタニタしちゃいました。
「お義母さん、こんなものに頼るのやめましょうね?」
と言って、その日は松葉杖を奪って終了、その後は普通にお世話をしました。
夫と舅が帰ってきた後、姑はなきつきました。
「嫁子が酷い!松葉杖を奪った!それで笑ってるんだよ!殺されるよ!」
と。
しかし、私が
「リハビリの為ですが…。」
と、いつも通り弱気そうに言うと、
「ああ、そうだよな。」
と、納得。
姑は何度も、「殺される!」と叫んでましたが、二人とも笑い飛ばしてました。
気弱な私が、そんな事出来るはずないと。
それ所か、そんなに世話になってるのに失礼だとか、
リハビリのために、気弱な嫁子が杖を奪ったのはGJだった、本当は舅がそろそろ
杖を取り上げようかと、思ってたんだとか。
次の日、また二人っきりになった時、
「お義母さん。日ごろの行いって、大切ですよね。」
と笑って差し上げ、姑を散々震え上がらせちゃいました。
と言っても、何も手を出したりは、してません。
お昼を作って、差し出して、
「料理って楽しいです。何を入れるのも、私のさじ加減ですから。」
って言ったら、姑は箸を投げ捨てて、一切食べなくなりました。
「寝たきりになった時、お世話させてくださいね。今から楽しみです。何しようかな。」
って笑い掛けたら、無言で首を横に降られました。
毎日毎日、姑は夫と舅になきつきますが、
「そんな、一生懸命やってる嫁子に失礼だろ!」
と、逆に怒られてしまう始末。
で、流石に夫は、前々から私と姑の関係を疑っていたので、
「もしかして…」
とピンと来たらしく、
「嫁子。本当にたまってたなら言ってくれ。」
と、問い詰められました。
何時もなら、私はそこで無言だったのですが、この時初めて姑から
されていた事を言い、逆に姑にしてる事も言いました。
夫からは、
「気づかなくてごめん。予感はしてたけど、でもやっぱり心のどこかでそれを否定してた。」
と謝られ、私は逆に、
「こちらこそ言わなくてごめん。そして姑を苛めてゴメン。」
と、謝りました。
骨折が治った頃、姑舅と別居へ。
その後、今年のお正月にあいましたが、姑はゲッソリした様子で
「今まで悪かった。」
だけ言い、ツイッと奥へ行ってしまいました。
舅曰く、私達が出て言った後、家事はめちゃくちゃ。
元々出来る人だったんですが、私のやりやすいように色々と、移動してたので、
「アレがない、コレがない!」
と、凄く大変だったそうです。
後は、自動的に家事をやってくれる人がいなくなったので、今まで怠けてた姑は、
料理も、掃除も、時間配分ができなくなっていたそうです。
いや、普通にみんなやってる事なんですけどね。
けど、2年ほどサボると、何も出来なくなっちゃうものなんですね。
やっと、私のありがたさと言うか、そう言うのに気づいたらしく、
一応、姑的には反省しているらしいのです。
まあ、姑の性格的に、もし反省できても素直に謝れる人じゃないですから、
「今まで悪かった。」
って言う言葉も、今はイッパイイッパイなんでしょうね。
将来的には、仲良く慣れればそれは良い事だと思っています。
けど、近年中は、勿論手助けをせず、会うのも最低限にしようと決めました。
中間オススメ(*ノ・ω・)ノ⌒。ドゾ
支援ありがとうございました。
後、文章短く纏められなくて、すみませんでした。
文章とか、凄く苦手で。
でも、今は、夫の為だけにご飯を作ったり出来るのは、幸せですね。
と言うか、好きな人のために家事をするのって、幸せなんですね。
本当に、無機質にやっていたから、初めて知った…。
>>800
心から乙。
>けど、近年中は、勿論手助けをせず、会うのも最低限にしようと決めました。
近年中はと言わず、はっきり絶縁しちゃった方が良くないか?
また会ったりしたらあなたの心の負担になるような気がする。
暴力に訴えず、精神面で勝つことってすごく難しいんだけど、よくやったねえ。
ゆっくり休んでくださいな。
800さん、お疲れ様!
大変だったね。これからは旦那さんとお幸せに。
姑さんともいずれ仲良くなれるに越したことはないけど
くれぐれも同じ事の繰り返しにはならないようにね。
乙
このスレ的にはちょっと物足りない感じがするけど十分過ぎるくらいGJ!
旦那さんと仲良くね。
トメに虐められトメを虐めても、あなたが優しい人のまま戻ってこれて良かった 。
幸せになってください。
>将来的には、仲良く慣れればそれは良い事だと思っています。
優しいな~。
私だったら、
「本当に悪い事をしたと反省して謝ってるわけじゃなくて、
家事が大変で自分が辛いから謝ってるだけだろー」
とか、ひねくれて考えちゃうわ。
皆さん、ありがとうございます。
過ぎた話なのに、目頭が熱くなってきました。
夫は、私に負担がかからないように色々と提案してくれました。
勿論、夫はそうはいかないが、私だけ完全絶縁とかも。
しかし、私は、姑の
「今まで悪かった。」
って言葉を、少しは信じてみようかと思っています。
でも、妄信って訳じゃないので、裏切られたら裏切られたで、
「ああ、そう言う人だったんだ。」
程度に、思えるようにしようとも、夫と話あいました。
裏切られたその時は、完全に見捨てると。
甘いかもしれませんが、一応夫の母親ですし。
でも、必要がなければ連絡も、訪問も、する予定は現在ありません。
本当に、皆さんありがとうございます。
声を大にして言えます。
今、凄く幸せです!
まぁ、いざあちらさんが家事とかできなくなっても、施設で専門家に看護して貰うって手もあるから、あんまりがんばりすぎないでね。
言霊になって、手出ししなくなるとおもうよ。
裏切られた時、それは呆けた時かもね。
この記事へのコメント