アカハラセクハラが酷かった英語の教師。さらに英語と関係ない担当男性の女性経験等を話をしてた。我慢できなくなった私が2回目の講義でギブアップしてしまった結果・・・

私は大学の頃に留年してる
原因は必須科目だった英語を担当していた人のせい
私の学部は男女比が8:2くらい差があった
必須科目は大学が名簿でクラス分けを行うんだけど、私が割り振られたクラスは教室の関係で定員が40名
女性は私一人、席は担当者が割り振り、担当者の目の前だった
担当者は30代半ばくらいの男性で、その年から英語担当としてこの大学で働き始めたと話していた
気さくな人で、初回の講義では友達みたいな感じで話しており、第一印象は「不真面目なチャラ男」だった
そして本格的に講義が始まったら、アカハラセクハラが酷かった
英語と関係ない話、それも担当男性の女性経験を赤裸々に語る内容だったし、夜の店の話も生々しく話してた
その話を私の顔をジッと見ながら、ニヤニヤした表情を浮かべて話す
私は二回目の講義でギブアップし、途中で教室を出て学生課に相談した
だけどその段階でセクハラを訴えてるのは私だけだったことと、事実確認をすると言われただけで
私はそのままそのクラスに在籍して授業を受けるように説得された
他のクラスに変えてほしいとお願いしたけれど対応してもらえず、聞き分けのない私に対し、最後の方には男性の偉い方が出てきて
「英語の勉強がしたくなくて、何かしらケチをつけて出席を免れようとしてるんだろう」と言われ
結果的に私は授業料をきちんと払っていたのにもかかわらず、講義を受ける権利を奪われた
留年したのはこれが原因、必須単位の出席日数が足りなかったこと
セクハラ男性は半年もせずに辞めさせられ、秋に異なる担当者になってたけど、すでにその頃には私の留年は覆らなくなってた
父にも相談したけど（母は大震災で亡くなってる）、そのとき同居させてもらってた祖父母から
「女のくせに大学にまで行ってそんなことで留年して」と、逆に私が酷く怒られて、誰にも頼れなかった
当時は貧しかったこともあり携帯電話も持ってなくて証拠もとれなかったけど、今なら確実に結果が異なってたと思うと本当に腹が立つ

就活するときも留年が響いて、圧迫面接がまだ行われていたときだったから留年したことに対してかなり罵られた
そして今も、コロナで会社がダメになったから転職活動したんだけど、面接で留年のこと聞かれて
その度に昔のことを思い出して、本当に嫌になる
今無事内定もらって研修期間中なんだけど、一次面接に参加してた20代の若手の人から冗談めかして
「なんで留年したんですか？」と聞かれてすごく気分が悪い
私の指導担当になった女性の方に上記の理由で留年してるからあんまり聞かれたくないと相談したら
その方も学生の頃、私と同じようなセクハラにあったことがあるらしく、すごく同情してくれた
「今はスマホで証拠も自分で掴めるし、自衛しやすいいい時代になったよね」と話し合ってた
確かにそんな一面もあるけど、反面、性犯罪もどんどん巧妙になってるし自覚なしに食い物にされてる女性も増えてると思う
大学の頃の担当者といい、こういう男って女性を何だと思ってるんだろう

セクハラしてくる男性が悪いことは大前提として、当時は今ほどセクハラが悪だという認識がなかったと思うし耐えるしかなかったんだろうなと思う
そんな過去を他人はしりようがないので、それを聞かれて不愉快になるって心境としてはわかるけど仕方なくないかとも思うわ