母と姉に「私子ちゃんは馬鹿娘」と散々バカにされた私。近所の高校に進んだ後、卒業後は短大に進み栄養士を目指した結果・・・

いつも姉ばかり可愛がる親
可愛くて成績が良い姉に対して、ブスで成績もあまりよくはなかった

姉にはピアノなど習い事をさせ、発表会には綺麗なドレスを着せていた。私にはそのお下がりさえも着させてもらえず、習い事なんてもっての他。

同居してた祖母は母(嫁)に度々と注意したが変わらず、父親は育児には口を挟まない人だった。

よくピアノの発表会のときは祖母が家で、色々なお菓子を作ってくれた。ドーナツやゼリーなど当たり前のようなものだが、放置されている私にはご馳走だった。

つづきます

姉は地元でも有名な女子高校に行き
推薦で系列の名門女子大学へ進んだ

母親と姉にら
「私子ちゃんは馬鹿娘」
と散々馬鹿にされた

私は近所の高校に進み、卒業後は短大に進み栄養士を目指した。祖母にお菓子作りを教えてもらっていたし、お小遣いがもらえないため飲食店でアルバイトしていたせいもあり食に興味があったのだ。

栄養士として数年働いたときにリーマンショックが起きた

大学で遊びまくった姉は教員免許も資格もなくて微妙な偏差値の女子大学の国文学科なんて就職先もない。

結局は中小のIT企業で、残業代もない中で長時間労働。身体を壊してニート。
家事手伝いで通しているが今時、女子大学出ただけの30女に貰い手はない。

私は栄養士として働いてから、試験を受けて管理栄養士になった。今は友達の紹介で出会った旦那と結婚して子供が生まれた。

散々馬鹿にした母親と姉に
旦那と子供の顔を見せるのが細やかな復讐だ。

子供をあやしながら
「管理栄養士だと再就職も困らないし、保育園に預けて働きにでるつもり」
と言ったときの母親と姉の顔は忘れない

毎年、仏壇で祖母に「ありがとう」と語りかけている。