あるコーヒーミルを欲しがってる旦那が「時々オークションで見掛けても競り負けてしまって手に入れられてない」と話してた。後日、フリマアプリでそのコーヒーミルが売られてる事に気づいた私は・・・

単なる自己満足の溜飲下げ話

コーヒーミルマニアの夫が長年欲しがってたコーヒーミル（廃番）がある
そのミルは昭和の時代に作られた赤と白のぽってりした丸い形がとても可愛らしいもので
コーヒーミルマニアの間では人気商品らしく
「時々オークションで見掛けても競り負けてしまって手に入れられてない」
て以前夫が話していた

先日そのコーヒーミルが某フリマアプリで売られていることに気付いた

中古品で錆や傷汚れがあるもののコーヒーミルの刃自体は綺麗に見えたから夫にも見てもらった
すると
「この人は分かってて金額をつけてるねー」
て言い出した
夫が言うには1万5000円だと購入を検討する状態の商品だから1万4999円はつい買いたくなってしまうらしい
「ただし！これはあくまでオークションで“競り勝った”という付加価値に対する価格でフリマなら買わなくていいかな」
てことだった

確かに人気商品のはずなのに出品から半年以上経っていて30件近くいいねがあるのに売れてない
改めて調べてみたらフリマアプリでは大体4000～1万2000円で取引されているみたいだった
（コーヒーミルは状態によって結構差があるみたい）

商品説明欄に「送料、手数料込みのため値引き不可」と記載があったけど
半年以上前（下手したら1年以上前）に出品されたものだったから気が変わってるかもしれないと思い
1万円で取引できないか超低姿勢で伺ってみた
もちろん1万円で購入できるとは思ってなくて500円でも1000円でも値下げしてくれたら割高でも買おうと思っていた
もし売れ残ってる今も値引きを考えていないなら一旦保留にして前向きに再検討するつもりだった

すると出品者から
「値下げ不可と書いてるのに値下げ交渉してきた上に5000円近い値下げを要求するなんて常識を疑います。そんな方とお取り引きしたくありません！」
て拒絶されてしまった

いやいやフリマアプリってそういうところでは？
なんなら数日売れないと運営から「値下げしたら？」て提案があると思うのですが
それに6000円（相場の範囲内）のものを5000円引きしろって言ってるなら非常識だと思うけど今回は違うよね？
相場の範囲内にしない？って聞いてキレられるって……てモヤモヤした
（もちろんこんなフランクな値下げ交渉はしてないし相場にしないか？なんて交渉の仕方もしてない）

モヤモヤしながらふと同じ商品を未使用品で検索してみたらなんとあった
箱・取説・付属品が揃ってて送料込2万円
「錆や傷汚れがある中古品（本体のみ）と5000円しか違わない価格で新品が手に入るとか凄い！」
て思って即ポチったあとハッと現実に戻って後悔したけど
「中古品でも手に入れられなかったのにまさかデッドストック（未使用品）が手に入るなんて！！！」
て大喜びする夫を見て買って良かったと思った

そしてさっき何気なく同じコーヒーミルを検索してみたら1万4999円のミルだけ未だに買い手がついていなかった
偉そうにするからそうなるんだよってスッとした