もったいない病を患ってるトメが「うち（トメ家）にあるもんはもったいないから勝手に他所で買うな！」と命令してきた。後日、トメがある物を送ってきて・・・・

うちも別居だけど、いらんもの押し付けトメさんが居る。

昔カタギだからもったいない病を患っており、そうでなくても狭いトメ家は
いらんものだらけですし詰め状態。私達が結婚すると
「うち（トメ家）にあるもんはもったいないから勝手に他所で買ったらあかんよ！」
という謎の指令が。

んで、トメ家から送られてきたのは使い古しの食器や年代モノの激ナゾな雑貨の数々。（しかも何かの景品だ）
初孫が生まれた時には近所の親戚からもらった壊れたオモチャをかき集めて送りつけて来る。
さすがに欠けたプラスチック玩具は赤ちゃんには危ないし、
シミがついてダニの巣城と化しているぬいぐるみは速攻ゴミ集積場行きにした。
「思いきって家の中のものを息子夫婦に譲って、お陰でうちが広くなったのよ～」
と、電話で無邪気に喜ぶトメに「うちはゴミ捨て場じゃないんだが…」と思いはじめた頃、
今度は未使用のタオルが２箱分も送られて来た。
これが未使用（らしい）とはいえ、年代を感じるタオルの数々で
どれも色あせて、ものによってはシミと虫喰いが点々とついている。
景品などでもらうタオルを「もったいないから」とずっと使いもせずにため込み続けていた模様。
こんな汚ないタオルを一体私にどうしろと…と小一時間分の説教を考えているところにトメから電話。

トメ「赤ちゃんがいるとタオルがたくさんいると思って～」
私　「ああ！そういう意味だったんですか。（赤ちゃんいると汚されるから）あのタオルは
雑巾がわりに、ってことだったんですね。
汚れたタオルだけが沢山入ってたから何かと思ってびっくりしましたよ～。も～」
トメ「え…」（絶句してる）

トメの絶句でどうやらそう（雑巾のつもり）ではなかったらしいことを感じた私。
でも私にゃあのタオルをタオルの足しに使えと本気で思っていたらしいトメの神経の方に絶句。
気まずい絶句タイムを過ごしたけど、両者の感覚の違いをはっきりと表明できたあの時の自分に
私としては時間差でスカーっ。
トメんちの「まだ使える」は、嫁んち（他所の家）では「ただのゴミ」と心得よ。