数年間就職浪人してた姉に電話でプレッシャーをかけてた母。さらに私にまで愚痴の電話をしてくるようになった。だが、ついにキレた私は母に「いい加減子離れしやがれーーー！」等と母に怒鳴ったら・・・

　義理両親じゃないんだけど。
家の母、超がつくほどの心配性。しかも悪夢を見ては
「こんな夢を見たのよ。あんた、大丈夫かしら？　心配だわ～」という電話をかけてきて
ひたすら愚痴る。そして「私が悪夢を見たのはあんたのせいよ」とまで言う。
しかも本人は「私は子離れしている」と思い込んでいるからたちが悪い。

ところで姉は数年間就職浪人していました。と、言うより職人を目指していて貧乏の
どん底にいたんですね。カルチャー教室のアシスタントをして細々と稼ぎ、それ以外の
時間は自分の技術を磨くのに没頭している状隊。
でも職人になりたいという夢を叶えるべく頑張っているのとどんなに生活が大変でも
「これは私の老後の足しに」と学生時代に貯めたお金は絶対に手をつけず、親に援助を
頼むこともしませんでした。
しかし生活よりも辛かったのが「あんたの将来が心配」「あんたがまだ下積みをしている
から悪夢を見た」と言った母さんからのプレッシャーの電話。
一番堪えたのは「私、あんたの年にはもう○○（=私）が産まれてたよ！」だったとか。

続きます

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そして姉さんだけでは飽き足らず私にまで愚痴の電話をしてくるように。
姉さんから実家からのどれほど辛いか聞かされていた事もあり、ついにキレた。
「姉さんは自分で自分の人生を決めたの。自分で夢を叶えようとしているの。第一、職人
は芽が出るまで何年もかかるってのは分かっているよね？
私はそこまで出来ないから現実を選んで公務員になった。実家は私が継ぐから後継ぎの
問題もないわけでしょう？　焦りや不安を持っているのは母さんだけじゃないのよ。
姉さんが母さんに言い返さないのは自分なりに負い目を感じているから。なのに追い討ち
をかけられて本人がどれほどのプレッシャーを感じているかわかる？　勝手に自分が見た
悪夢を延々語られてもこっちが困るのよ！
それに姉さんはどれほど自分で貧乏をしていても自分の貯金に手をつけていないし、親に
頼ろうとしてないでしょ？
親の仕事は子供が独り立ちするまでバックアップすること、と言ったのは自分だろ！？
だったらあんまりうるさいこと言わずに姉さんを見守ってやれよ。
いい加減子離れしやがれーーーっ！！！！！（絶叫）」
と一気にまくし立てて電話を切った。

数日後、父さんから「お前、母さんに言ったんだって？　結構凹んでたよ」と笑いを
押し殺した口調で電話が来た。「ま、たまには良い薬だろうさｗ」って状隊。
本人も自分が子離れしているという自覚していただけにショックだったらしい。
しばらく「これも子離れしてないことになるの？」と恐る恐る電話をして来た。
そして姉さんに対しても余り言わなくなったらしい。

姉さんにとって私は勇者だったかもしれない。
義理両親じゃないのでさげ。