双子の妹が生まれた時、「畜生腹なんだから●●（俺のことです）も双子のはずだ。もう一人はどっかに捨ててきただろう！」等と母に暴言を吐いた義理ババ。その結果、義理ババと我が家は絶縁状態になって・・・

プチスカですが。
当方大学生（２０歳・男）で、母・父（母の再婚相手）・双子の異父妹（５才）の５人家族です。
年は離れてますが双子妹は俺に懐いてくれてますし、一応義理家族になる父や父方の親戚との関係もいたって良好です。ただ一人、父の母である、俺から見て義理祖母を除けばですが。
この義理ババ、父と母の結婚にめちゃくちゃ反対しまして、母と当時中学生だった俺を指差して「うちの息子に寄生する寄生虫の泥棒猫親子！！」（どっちだよ）と叫んだり（確か当時も今も母の方が収入は多いはずですが……）、
双子の妹が生まれたときもお決まりの『畜生腹』発言＆「畜生腹なんだから●●（俺のことです）も双子のはずだ。もう一人はどっかに捨ててきただろう」等の暴言をかましてくれました。
そういう事があったため、当然ながら義理ババと我が家はほぼ断絶状態で、双子妹も義祖父にはしょっちゅう会ってますが義理ババとは物心ついて以来一度も会ってません。
で、そんな義理ババと我が双子妹ですが、先日の義祖父の喜寿のお祝いの際についにファースト・コンタクトに至りました。
（続きます）

（続きです）
可愛く育った（すいません兄バカです）双子妹を見てグラッと来たのか、我が家を懐柔する策に出る義理ババ。
今まで一度も言わなかった母への褒め言葉を言ったり、俺には「車を買ってあげる（いや、バイトして買った単車がるからいいです）」と言ったり。
ですが、数年に渡って暴言を浴びせられた俺＆母の暗い情念がこの程度で晴れるはずもありません。義理ババには冷たい視線を向けるだけです。
その後、俺たちは脈なしと見たのか、今度は義理ババは直接双子妹を抱きこみに行きました。
芸の無い「おもちゃを買ってあげる」「お洋服をかってあげる」「お小遣いをあげる」攻撃を繰り返す義理ババ。それに対し、双子妹は不思議な顔をするだけです。
まあ、当然です。知らない人から何か誘いを受けても絶対にそれにはのるなと、日頃から言ってありますから。義理ババが「おばあちゃんだよ」って言っても、今日会った知らない人には変わりありませんから。
そのうちに、義理ババの相手に飽きたのか、俺の方に駆け寄ってくる双子妹。義理ババを指差して言いました。

すいません、下げ忘れてました。
「あのおばあさんがお小遣いくれるって言ってるけど、知らない人からもらっちゃいけないよね？知らない人なのにお小遣いくれるのって、あのおばあさんって誘拐犯なの？」
笑いました。なんと言うか、やったぜ！という感じでした。
まわりの父方の親戚も皆しのび笑いする中、一人顔を強張らせ立ち竦む義理ババ。ああ、またヒスを起こすのかな、と思いましたが、さすがに子供の前でヒスを起こさない程度の分別はあるのか、ドスドスという荒い足音と共に部屋の奥に消えていきました。
ありがとう、妹ｓ。君達のおかげでスカッとしたよ。