長年伯母達の事をほったらかし、嫁達を召使にしてきた祖母。私が母と一緒に祖母の家に行った時、伯父がある事を言い出して・・・

私の母の話です。（長くて申し訳ありません）
祖母は父と伯父を溺愛し、伯母達のことはほったらかし、嫁達のことは
召使、嫁の娘は小間使いと考えてる嫌なババアです。
うちから車で30分ほどの家に一人で住んでいます。
（祖父は数年前に他界しました）
私の父も一昨年他界し、現在は母と私の二人暮し。
そんな母と二人で祖母の家にお年始に行ったときのことです。
祖母の家には伯父一人だけが帰省しており、4人で居間でお茶を飲んで
少し雑談していました。
話の内容が祖母が最近体の調子が悪いだの、一人暮らしは不安だのと、
きな臭い方向に行ってるなーと思っていたら、なんと母に祖母の家に
引っ越してきて同居して欲しいと言い出しました。
伯父が言うには、祖母が子供達の誰かと同居するにも伯父も伯母も
東京や海外に住んでいるので無理（祖母が家を離れたがらない）。
末っ子の父の家族は祖母の家から近い。それなら親の世話をするのは
子の役目、父は他界したが離縁した訳じゃないので親子の縁は繋がって
いる、お金は他の兄弟が援助するので一緒に住んで世話をしてくれ、
ということでした。
（つづく）

（つづき）
でも「すぐに荷物をまとめてこちらに住むのが嫁の勤めでしょう」
などと言う高圧的な祖母と一緒にくらしたい嫁も孫もいません。
その時、祖母と伯父の話を微笑みながら聞いていた母が、
静かな口調でこういいました。
「○○さん（父）が亡くなった後、役所に姻族関係終了届を出しました。
私とお義母様は既に赤の他人です。赤の他人と同居して面倒をみて
あげるほど私、お人よしではありませんよ。」
ちなみに姻族関係終了届というのは、配偶者のﾀﾋ亡後に役所に出すこと
ができる書類で、受理されたら義家族との親族関係を解消できるという
頼もしいものです。もちろん義親の扶養義務もなくなります。
父の存命中はろくに口答えもしなかった母がにこにこと説明するのには
祖母も伯父も呆然。
祖母は父が生きている時と同じく、怒鳴り散らして無理やり自分の
希望を通そうと意味不明なことを叫び、伯父はしどろもどろになり
ながらなんとか母を説得しようとしてました。
（つづく）

（つづき）
母は「赤の他人を召使にしようなんて恐ろしいことを考える人たち
とはもうお付き合いしたくありません。（私に向かって）さ、帰ろうか。
あんたもこんな人たちとはもうお付き合いしたくないでしょ？
（祖母達に向かって）長い間お世話になりました。もうお会いすることも
ないでしょうけどお元気で。」
早口でそうまくしたてると、私の腕を引っ張ってすたすた行ってしまいました。
待ってくれと伯父が追いすがってきましたが無視。
祖母は怒り狂ってなぐりかかってきましたが、しょせん老婆の力なので
DQNな私が伯父に向かって突き飛ばしてしまい、そのまま伯父が押さえました。
その日は帰ってから母と二人でおせちをつまみに祝杯をあげ、
もう父方の親戚に煩わされることのない明るい未来に乾杯しました。

姻族関係終了届のことはネットで調べて知り、母が大喜びしながら
手続きしました。母も私も祖母がいつかはこういうことを言い出す
だろうと思っていましたので、してやったりです。
あの時我慢強い母が言わないなら私が言ってやる、と思ってましたけど、
姻族関係終了届のことを説明した時が祖母と伯父のバカ面を拝めて
一番爽快だったと笑う母のささやかな復讐をする機会を奪わなくて
本当によかったと思います。

GJ!

ブラボー！

素晴らしいよ！
おっかさんと共に幸福あれ！

ええ話や・・・

ええ話だし、お母さんもGJだけど、実の孫にまで疎まれるほどの
婆の悪行三昧に耐えてきたお母様のことを思うと涙が・・・

お母様グッジョブ！！

届を出しても直系血族であるあなたは扶養義務があるので
巻き込まれないように気を付けて下さいね。

すばらしい！真の勇者だ！
感動させて頂きました！！

同居してなきゃ、他に息子も娘も存命なババの扶養義務なんて、
孫にまわってくるこたぁないよ！
大丈夫！
150さんもお母様もお疲れ様！

いい！スッキリしたよ。
でもヴァヴァがﾀﾋんだら、あなたにはお父様の分の
相続が出来るからもらえるものはちゃんともらって下さい。
いままでご苦労されたお母さんの分として。