いつもイヤゲモノを沢山寄越す旦那の親類。喧嘩するのも面倒になった私は、受け取ってバザーに出してた。ある日、親類がある事を言い出して・・・

梅ついでに。
トメは早くに亡くなり、夫の母親代わりを自負する親類が、いつもいらないと断っても無理にイヤゲモノを沢山寄越す。
受け取り拒否のたびに喧嘩するのも面倒になり、最近は黙って受け取ってバザーに出していた。
で、ある日。
「嫁子さん、先日あげた服はどうしたの？いつも同じ物を着せてるけど…。それにあなたの家に何か持って行くといつも袋が帰って来ないけど袋は全部返して頂戴」
はあ!?
「いらないと常々言ってるのに無理に下さるので仕方なく受け取りましたがこれ以外は袋ごとバザーに出しました。袋が必要なら買ってお返しします。これに懲りたらもう何もいただかなくてもお気持ちだけで十分ですので」
同じ物を着せてたのはその人の前でもらった物を着せた方が喜ぶと思ったから。
実家の親類が洋服を取り扱っていて格安で大量に譲ってくれるのに義親類が選んだ訳の分からないセンスの服まで置いとく場所はない。