コトメと組んでネチネチ嫌みなトメに仕返しと言うかいたづら。
ウトが病気になったり、トメ怪我をしたり、コトメ夫が無断で会社辞めたり、
コトメ流産したり、離婚騒動になったり、と
なーんかもう不幸続きな奴ら。
それをトメが「なんか悪い霊でもついてるのかしら!」と騒ぎだし、
「きっと嫁子が持ってきたんだ!」とか言いだした。
うざ~~と思って友人たちに愚痴ったら
「嫁いびりしてるから悪霊が来るんじゃない?」なんて笑いだし、それから計画スタート。
友人Aを霊媒師にしてみようって事になった。
トメがまた「ああ~なんでこんな悪い事ばっかり続くんだろう…」と嘆く所に
「実は私の友人なんですが、すごく「見える」人が居るんですよ…
こんな事があって(Aと一緒にいた時に経験した不思議体験を語る)
一度会ってみます?」と勧めた。
最初は「バカバカしい」「ろくな友達いない」と怒っていたけど
やっぱり不安なのか「ま、本業じゃないしどうでもいいけど」とか言いつつも会いたいと言ってきた。
Aとは打ち合わせ済みで、色々な事をあらかじめ言っておく。
そしてAと対面。
トメは最初普通の外見のAを見て胡散臭そうな顔をしつつ
「どんなもんだか知りませんけど~」なんて余裕こいてた。
Aニッコリ笑って「最近色々な事があったらしいですね。」と話を始めた。
トメ「ま、乗り越えられない事じゃあないけど。嫁がどうしてもって言うから来てみましたの」
A「うーーーん…………」
トメ「……な、何?」
A「んー何か…四足の動物の…大きくない動物です…何か関わりました?」
トメちょっと考えても中々思いつかない様子。
でもちゃんと関わりがあるんですよ、2年くらい前、大トメが生まれた猫を川に捨てたから。
これ、もちろん私が教えた事。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
A「なんか、たくさん……うーーん」
トメ「そんなん思い当たりませんよ」
A「んー、そうですか?んじゃあ誰か近しい身内の方とか…」
私「トメさん、もしかしてお婆ちゃん…猫を…」
トメハッとしてこっち見てきたけど、言葉が続かない。
私「実はね、トメさんのお母さんなんだけど……」
A「んー、それかもしれませんね」
トメ「で、でもあれはお婆ちゃんがやった事だし、私には関係ないでしょ?」
A「そーですねぇ。低級霊って結構憑きやすい所に憑くみたいなんですよ。
だからお身内でもそういう事はあると聞いてます」
トメ「ええーー?だって私関係ないのにーー!昔の事よー?」(←焦りまくりwww
A「あんまり時間って関係ないですけどね」
トメ黙りこむ。
A「まず今まで頃した猫に対して心から反省してお詫びをして下さい。
それから生活を改める事、これが大事です。
霊に付け込まれないような生活をするんです」
トメ「ぐ、具体的にどうすれば…」
A「かんたんですよ。まず家を綺麗に。規則正しい生活をして、整理整頓、身につける物も清潔に。
汚い所や荒れた所には集まりやすいんです。
荒んだ生活は良くありません。」
「それから感情的にならず、心穏やかに。人に優しく、感謝をし、相手を思いやる。
妬み僻み憎しみみたいな負の感情は悪い物を呼びやすいんです」
「こういう事を気にとめて生活をしていれば問題はありません」
大体こんな感じでうまーく話が進み、
後はなんか塩を盛って~、とかお墓参りもちゃんとして~、とか適当にそれっぽい事を言っておく。
トメ、何か動揺しつつも「ま、一応聞いておくわ!」って強がり言って帰って行った。
ドアを閉め、トメの車が出て行くのを確認して大爆笑wwwwwwwww
いたずら?
それから1週間ほどして、義実家に行くと
がらくただらけの汚屋敷が、スッキリと綺麗に整頓されおり、台所もピッカピカ!!
「別にこの前の事気にしてやった訳じゃないわよ。
お父さんが退院してくるのに家が汚かったら悪いから」と何か今でいうツンデレ?w
私が呼ばれたのは天袋の整理。
背の低いトメは届かないので頼まれた。
魔窟と化していた下の押し入れもスッキリと。
あれやこれやと片付けてあげていたら、
「嫁子ちゃん、疲れたでしょう?ありがとうね。ちょっとお茶にしましょ」
うわああ!ありがとうって言われた!!とちょっと興奮w
初めて義実家で和菓子までもを頂き、何か落ち着かなかったw
そして帰り際、「今日はわざわざ来てくれてありがとうね、これ持って行って」と
賞味期限もすぎてない、しかもちゃんとおいしい物を!!
フワフワ~っと帰って友人に連絡してまた大笑いw
それからコトメも激変。
最初は嫌々な感じだったけど、義実家でも家事をし、
私だけでなくトメやウトにも「ありがとう」とお礼を言う。
コトメ子の服も泥ハネや食べ物のシミの無い、清潔な服。靴下も綺麗で髪の毛もいいにおい!
何か新鮮……w
そしてコトメも家の掃除をした。
手伝いに行ったら「子供居るんだからしょうがないじゃん」と放置していた洗濯物の山、
だらしなく積み重ねた皿、ちらばるおもちゃなどが消えていた。
3人で子供を見つつ、あちこち掃除して、最後にふすまと障子を張り替えて終了。
空気キレイ~、爽やか~~。
コトメ子も嬉しそうにふかふかの布団に埋もれ、帰って来たコトメ夫も大感激。
もちろんお礼を言われて、お持たせまでもらった。
>>420
いたづらはいやづらww
不思議な物で二人ともまるで「憑き物」wでも落ちた様な顔って感じになった。
性格が穏やかになるにつれ、ギスギスした所が無くなったと言うか、
丸くなったというか…
そして自然とそれぞれの夫との仲も良くなり、家全体が何となく優しい感じに。
家の空気ってやっぱり主婦が決めるよね。
もちろん今はお互いいい距離を置いてのんびり暮らしてる。
悪霊さん、ありがとう!!!!
ハッピーエンドでおしまい。
でも乙っしたw
友人A、GJだね!
>>418さんも乙でした~!
旦那、ウトメはなんて言っていましたか?
綺麗な場所ってラッキーアイテム?
義実家の人間に嫌なことをされていたら
周りの誰かが何か言ってくれてスカっとしたスレだもんなぁ。
あらかじめ、計算づくめで第三者に言わせたってのは違うかも。
中間オススメ(*ノ・ω・)ノ⌒。ドゾ
まあ、結果オーライということでオメ!
ちゃんと供養してあげてね。
>>431
>まず今まで頃した猫に対して心から反省してお詫びをして下さい
ってちゃんと言ってあるから、
それはそれは心を込めて詫びて拝んだことでしょう、トメが。
いや、濡れ衣を着せたのはトメじゃないし、
子猫ちゃんに詫びる心もプラスされればいい方向に行くんじゃないの
ええ話や( ;ω; )
嘘ついて騙すのって好きじゃないから、読み始めはもやもやしたけど
必要以上に脅すとか、意地悪をやり返すって感じじゃなくて、
Aは、極々普通で当たり前のことを伝えてるだけだもんな。
>>>423も仕掛けっぱなしでほくそ笑んでる訳じゃなくて
普通に掃除手伝ったりしてるし。四方丸く収まって良かったね。
自分は取り憑いたりしないやい!って、こぬこが憤ってるかもしれないから
>>>423もAも、こぬこにごめんねと言っておくように。
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