周りが修羅場だった話。
隣町へ車で向かう道中にヒッチハイカー発見。
交通量は多いがほんとに何もない所でスピード上げて走る車が多い場所。
普段は何も思わないがその日は寒く、おじさんに声をかけに行った。
おじさんはインド人で片言の日本語は話せた。
おじさんは観光をしに一人旅で来たが、急な腹痛でトイレに入り、財布をトイレに忘れ取りに戻ったが財布が無かったそう。
財布が無くなり一文無しになったため、隣町に行き、知人にお金を借りようかと考えているとの事。
駅の場所を考えるとすでに2時間以上は歩いている感じだった。
方向も一緒だしおじさんを乗せて隣町まで向かう。
自分の乗っている車はジムニーのため、助手席に乗って貰う。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
車中おじさんは、京都や大阪でカレーの店を経営していてリッチな事やインドでもかなり地位が高いなどとの話をしきりにしていた。
携帯電話はないのか?と聞いてみるが、通じない振りをされる。
何度か試みたが通じない。
話がだんだんとあやしくなり、軽はずみに声をかけ、車に乗せた事を少し後悔しはじめた。
それからおじさんは腹がへったと訴え、最初は流していたけど、金がないからなど情に訴えかける。
仕方ないのでファミレスへ入る。
かなりの量を食べきり、会計は私。
しきりにこのお礼は帰ってから必ずするからと言われる。
車にもどり、知人と連絡がとれなかったらどうするのかなど訪ねると駅中で寝るから大丈夫と答える。
まず、交番に行き事情を説明したほうがいいのでは?という案にはわからない振り。
それでもおじさんが心配になったため、ホテルをとる事にした。
運転中の為知り合いに電話し、事情を説明。
知り合いは絶句。身の危険はないのか?大丈夫なのかなど…。とりあえず、知り合いの店まで連れて来いとの事でそこまで向かう事に。
おじさんは喉が渇いたとジュースをせがむ。
仕方ないので車を止めジュースを買う。
知り合いから心配された事により、だんだん恐怖が沸いてきた。
財布奪われるんじゃないだろうか。車から引きずり出され、車を盗まれるんじゃないだろうか…。
震える手を押さえつけ、車を走らせるけど、渋滞しててなかなか進まない。
そのうちおじさんはシートを倒し、イビキをかいて就寝。
私が知り合いに電話をかけたため、知り合いは気が動転。警察に電話、旦那にも電話をした。
運転中の為、旦那、知り合いの電話には出ず。
普段よりも1時間以上かかって、知り合いの店に到着。
警察も駆けつけた。
事情を警察に話し、困っているおじさんを助けるよう、お願いした。
その後、旦那も駆けつけ、ほっぺたを思いっきりつねられた。
私が知り合いに電話した時の報告の仕方がとりあえずまずかったらしく、みんなをざわつかせてしまった。
インド人のおじさんを車に乗せてるけど、泊まる所ないんだって。お財布落としたし、どっかいい所あるかな?運転中なのですまんけど探してくれないか?
って内容だったと思うけど。
それから、何年も経ったけどおじさんからのお礼はない。
おじさんは一体何者だったんだろう。
道中、いつナイフ出されるんだろう。とかなりビクビクし、自分の浅はかな行動を猛反省しました。
周りが状況わからず修羅場だった…
溺れた人を助けるとか。
その後ヒッチハイクの人を乗せる事は辞めました…。
それまでは、坂と雪の地域に住んでいたため、スーパーからばあちゃんを乗せたりしてて抵抗なくなってた…。
ほんと皆さんのお話聞いてもほんとヤバかったですね…。
この記事へのコメント
インド人とかマジでやべえからやめろ
まともなインド人はそんなことしないからね