母に『A店で298円の醤油急いで買って来て』と頼まれたのでA店に行った自分。だが品切れだったので、買わずに帰宅したら・・・

自分は医者にアスペ認定されたわけじゃないが、
まあ恐らく影ではあいつアスペ臭いと言われてる
そして多少なりともそのことを自覚している
が、この方が生きやすいので全く後悔はしていない

人格形成される幼少期の出来事ってほんっと大事だな
小学生までは普通の活発な少年だったと自負してるが、
それまで絶対的な存在だった大人の矛盾が見えてから、
自己防御のバリヤを張るようになった

一例をあげると母に言いつけられた買い物
「A店で\298の醤油急いで買って来て」
ある時は品切れで買わずに帰宅したら、
無ければ代わりの品を買ってくればいいと責められ、
ある時は品切れで別の高い醤油買ってきたら、
明日も安売りしてるんだから余計なもの買うな！だ

父親や教師も大同小異
この時点で褒められようなんて微塵も考えていない
何をしてもしなくても怒られるシステムなんだからな
こんな環境で人格が歪められた第一段階のガキって、
どういう手に出ると思う？
大人を試すようになるんだよ
どういう出来事があったかを事細かに分析し、
DB化した上でその矛盾を突いていくことに快感を覚える

とはいえガキの反抗なんて高が知れてるからな
それでも改善の見込みがない大人に対しては、
第二段階として全く口をきかなくなる
この時点でいわゆる家庭の団欒は無し
もっとも俺も周りもそれを望んだ結果だけどな

社会人になった今でもこれを徹底している
ちょっとでも信用できない奴とは会話しない
隣にいる輩とでもメールでやり取りが基本
このやり方が合理的なんだから今さら変えるつもりはない

「おまえ仕事できねえだろ？」
「友達いないだろ？」
と叩かれるのは覚悟の上だが、仕事は平均以上
会社は利益上げる所であってコミュの場ではないからな
一度社内表彰の上位に選ばれたこともあった
現代社会の歪みかこんな俺に賛同してくれる者もいる
月に数回、とことん腹割って飲んで語れる仲間がいる
俺のやり方が正しかったことを確認できるだけで十分だ

「おまえ絶対結婚できねえよ」
いや最初から微塵も望んでいないんだけど
家庭持って月の小遣い数万でボロ雑巾のように働かされ、
定年後に趣味らしい趣味も見つけられずにボケるより、
収入の全てを一生自分のために使うのが良いに決まってる
大体女なんて3回デートしただけで矛盾が現れる
そんな生き物と一つ屋根の下で一生を過ごすなんて無理

「おまえガチモンのアスペ確定だわ」
そうだよ
だから何？
おれは何も困らないんだけど