なんかふっと思い出したので書いてみる
高校時代いじめを受けていた
「俺バンドやってっかんね~」が口癖の主犯が中心のグループに殴る蹴る、鞄の中身ぶちまけ、大勢いる所で大声で痴漢呼ばわり、やってもいないことを教師に告げ口とか色々やられて、クラスの他の連中は関わらないようにしてる感じだった
担任は何度説明しても「本当にいじめられてるの?勘違いじゃないの?」を繰り返すだけだったし、親は「いじめられる方にも原因がある。そんなことより成績上げろ」だった
当時大学生だった兄貴も音楽をやっていて、家にはよく兄貴のバンド仲間が遊びに来てたんだけど俺はなぜか気に入られて、
他に相手がいなかったからいじめの相談をしたら気を紛らわせようとしてくれたのか、ギターにキーボードにドラムに作詞作曲のやり方まで教えてくれた
楽器やってる時は嫌なことも忘れられたから練習してたらそれなりに上達したみたいで、兄貴のバンドでライブに欠員が出た時はヘルプで呼ばれたりするようにもなった
さらには出入りしてたライブハウスの店長のつながりで、本物の音楽プロデューサーの知り合いまでできた
そんなある時、ライブハウスでそのプロデューサーを呼んでバンド集めて、ちょっとしたオーディションの真似事みたいなことをしようという話が出た
俺もサポートで参加することになったんだけど、集まったバンドのなかにいじめの主犯のバンドもあった
名簿を見て嫌な顔していたらちょうど通りかかったプロデューサーが「なんだその顔は」って聞いてきたので、「このバンドのこいつに学校でいじめられてる」って説明したら「ふ~ん…」って去っていった
オーディションごっこの当日、集まったバンドが一曲ずつ演奏していって、終わった後プロデューサーから俺も含めて一人一人がアドバイスをもらってたけど、主犯1人だけはスルーされて何も言われなかった
愕然とした顔してたけど、さすがにプロデューサーに噛みつく勇気はなかったらしい(プロデューサーはかなり口の悪い人で、アドバイスもみんなキツめの言い方のものだった)
その後の主犯は荒れまくってたまに俺にもとばっちり
オーディションにいたのも気づいてたみたいで「才能無いくせに~!」とか因縁つけてきたので思いきって「演奏がクソだからスルーされたんだろ!」と言い返したら絶句してた
所属してたバンドからも姿が消えていたのでクビになったっぽい
それでも結局諦めきれなかったみたいで就職もしないでフリーターやりながら音楽活動
もう40近くで潰しがきかなくなってるらしい
俺は音楽は趣味にしようと決めてたから普通に就職して、たまに仲間と演奏してる
オーディションごっこの後日、プロデューサーになぜ主犯にだけ何も言わなかったのか聞いてみたら「お前らの中で一番聞けたもんじゃなかったからだ」と言っていた
終わり
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
音楽知識もないのにネタで使うのなんでなの?
いじめられっこってとこだけ本当なの?
難癖っていうか音楽に関わったことあったら絶対嘘だろってわかることばっかだよ
みっともないから創作するなら自分の知ってる趣味のことだけにしな
この記事へのコメント
復讐系なろうとか好きな人ってこういうのを書くのかな
こういうのはスカッとジャパンとか好きそうな人向けかな
何がおかしいのか説明しないよね、この手の難癖マンって
>ライブハウスの店長のつながりで、本物の音楽プロデューサーの知り合いまでできた