906: 名無しの王国 2018/03/13(火)13:01:16 ID:G2W
かなり昔、私が中学生の頃のお話。
某お祭りイベントで「ひよこすくい」なる屋台が出ていた。
その屋台に出ていたひよこはウズラのひよこ。
それが可愛いと思った私はひよこをすくって1羽家に連れ帰った。
そのひよこに「ウズ」と名前を付けてそれはそれは大切に育てていました。
事件が起きたのはカーチャンがパチ屋に行って不在の時。
学校から帰ってきて空腹だった私は、ウズを室内で散歩をさせつつご飯を食べようと思った。
当時の我が家は、ヤカンにダイレクトに麦茶が入っている。
どんぶりにご飯をつぐと、それに麦茶をかけて簡易のお茶漬けを作って食べた。
空腹が満たされた後、ふとウズの鳴き声が聞こえない事に気付いた。
“ひょっとしたら外に出ちゃったかも!”なんて焦った私は、辺り一面探し回った。
探しても探しても見つからず、ふと麦茶の入ったヤカンに目が行った。
心拍数の上がる心臓
ヤカンをそっと持ち上げる。
そこには、せんべいのようにペチャンコになって口から何かを出して息絶えたウズが横たわっていた。
「うわあああああ!!」と悲しんだ後、ウズをいつもの小屋の中に戻して頭の中を色んな事がグルグル回った。
そこで何故か“よし、演技をしよう”と言う思考に繋がった。
室内でテレビを見て平静を保ち、兄が帰ってくるのを待って、兄と談笑をした後で
“あたかも今ウズの小屋を触りました”
と言わんばかりの演技をし、亡くなっている事に悲しみ、お墓を作って埋めました。
ウズ、痛かったよね。苦しかったよね。本当にごめん。
某お祭りイベントで「ひよこすくい」なる屋台が出ていた。
その屋台に出ていたひよこはウズラのひよこ。
それが可愛いと思った私はひよこをすくって1羽家に連れ帰った。
そのひよこに「ウズ」と名前を付けてそれはそれは大切に育てていました。
事件が起きたのはカーチャンがパチ屋に行って不在の時。
学校から帰ってきて空腹だった私は、ウズを室内で散歩をさせつつご飯を食べようと思った。
当時の我が家は、ヤカンにダイレクトに麦茶が入っている。
どんぶりにご飯をつぐと、それに麦茶をかけて簡易のお茶漬けを作って食べた。
空腹が満たされた後、ふとウズの鳴き声が聞こえない事に気付いた。
“ひょっとしたら外に出ちゃったかも!”なんて焦った私は、辺り一面探し回った。
探しても探しても見つからず、ふと麦茶の入ったヤカンに目が行った。
心拍数の上がる心臓
ヤカンをそっと持ち上げる。
そこには、せんべいのようにペチャンコになって口から何かを出して息絶えたウズが横たわっていた。
「うわあああああ!!」と悲しんだ後、ウズをいつもの小屋の中に戻して頭の中を色んな事がグルグル回った。
そこで何故か“よし、演技をしよう”と言う思考に繋がった。
室内でテレビを見て平静を保ち、兄が帰ってくるのを待って、兄と談笑をした後で
“あたかも今ウズの小屋を触りました”
と言わんばかりの演技をし、亡くなっている事に悲しみ、お墓を作って埋めました。
ウズ、痛かったよね。苦しかったよね。本当にごめん。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
908: 名無しの王国 2018/03/16(金)20:23:31 ID:V6q
>>906
ペチャンコなら長く苦しまなかったと思いたいね
ペチャンコなら長く苦しまなかったと思いたいね
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