実家で母は、父方の祖父(母にとっての舅)を介護してた
だけど身長差が20センチもあり、母は介護中に転倒して大腿骨骨折
その知らせを受けたとき、母自身から「実家には戻ってくるな」と連絡があった
介護地獄がまってるのはわかってるから
だけど、そのことを知らない姑から「実家戻るなんて許さないわよ!介護地獄になるのは目に見えてるんだから!」と言われた
「もちろん戻りませんよ」と伝えると、姑も夫も満足げにうなずいた
母の方は行政の手が入り、祖父は施設に入ることとなった
それから10年、舅に先立たれてたせいか、ダラ主婦だった姑の体が弱ってきたら、構ってちゃんになった
私を呼びつけるため、頻繁に「目眩がして動けないの」「頭痛がして動けないの」と電話をしてきて
仕事中の私を呼び出してまで世話をさせようとした
なので私は正社員からパートになり、電話があると必ず姑の家に行き、姑を車に乗せて、近所のヤブで有名な内科に連れて行った
医者は「姑が目眩で動けないって言うんです」「頭痛がして動けないって言うんです」というと、言われるがまま薬を出してくれた
私は電話がある度姑の家に通いつめ、もらった薬を飲ませ続けた
だけど目眩の薬を読むと余計目眩がひどくなり、頭痛薬は気持ち悪くなるらしく、私にもう飲みたくないと訴えてきた
私はまたヤブの内科に連れて行った
「あの薬を飲ませても目眩がおさまらないそうなんです。薬を飲んでも吐き気が出るらしいんです」
もっと強い目眩の薬と吐き気止めを出してもらった
勿論それも全部姑に飲ませた
姑は、私が詐病を信じて甲斐甲斐しく世話をしてると思い込んでたから、
私の前では医者に詐病のフリをし続け、薬も飲飲み続けるしかなかったんだろう
薬を飲ませた後、私が帰宅したあとに酷い目眩に見舞われた姑が階段から転げ落ちた
腰を骨折したらしく、即入院になった
まだ50代なのに車椅子生活が確実になった
夫から、実家で同居して姑の介護の話が出たけど
「介護義務はあなたにあるから任せるわ。介護地獄になるのは目に見えてるけど、あなたの親だもの
でも姑は私の親が骨折したとき、私を思って介護地獄になるから実家には行くなと止めてくれたよね」
と理解があるフリをしたら、夫は納得した顔をして、介護義務を放棄した
再就職した私に合わせて遠距離に引っ越した
姑からの連絡は私で止めてるから、夫の中で私はずっと姑の相手をしてくれた良妻ということになっている
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
とても賢い
今時の50代は若いから昔の話かな?
この記事へのコメント