正月に、近所に住んでいる義両親の家へ行った時、スカッな出来事があった。
義両親の家にどうして自宅のおせちが並んでいるのか不思議そうなダンナが、私に
そっと「なんでお前のおせちが並んでるの?」と聞いてきた。
私「大そうじで疲れちゃったからウチの分もよろしくって頼まれたの」
夫「え、じゃあお前2軒分のおせちを作ったのか?」
私「そうだよ、普段から夕飯だって良く頼まれてるし」
夫「飯も作らせてんの?自分はずっと家にいるくせに何してんだよ」
私「いいよ、出来る範囲でやってるし」
トメは自分の頼みが断られると、ず~っとネチネチ文句を言うので、「まぁいいか」
と思える程度の事なら断らずに言う事を聞いてやっている。
しかし、ダンナには正直に言うわけにも行かないな、トメも聞いてるかもしれないし
とぼかしていたら、ダンナにはイマイチ納得が行かなかったらしい。
夫「そんなに甘やかす事無いぞ、お前も言う事聞かなくていいから」
私「簡単に言うけど、変に断って波風が立つのも困るじゃない」
夫「甘やかしたってつけ上がるだけだって」
私「じゃあ、あなたから言ってよ。あんまりウチに頼みごとはするなって」
夫「言ってもいいけど、かえってこじれるだろ。俺がヨメをかばったって」
私「だから断るよりは言う事聞いちゃった方が楽なんだってば」
と気が付いたら、ちょっとした口論のような形になってしまった。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
そこへ、自分がケンカの原因とは知らないトメが台所から嬉々として乱入してきた。
「ちょっと、夫婦ゲンカ?こういう時は妻が折れなくちゃダメじゃない!
昔はね、ダンナ様が『黒』と言ったら『白』でも『黒』だったのよ。
まったく・・・○ちゃん(私)はそういう所が足りないのよねっ!」
ふんぞり返って『夫婦の道』を偉そうに語るトメ。チャ、チャーンス!
私は自分でも笑いたくなるのをこらえて冷静に「すみませんでした」と頭を下げた。
ヨメに頭を下げさせてますます嬉しそうにニタニタ笑うトメ。
「わかりました、※さん(ダンナ)の言う通りにします。
※さんは『お袋の頼みをいちいち聞くな、甘やかすな』と言ってましたので、そう
する事にしますね。
『お義母様の頼みだから断るわけにはいかない』と私は思っていたんですが、お義
母様も※さんと同意見のようですので、もうお義母様の頼みは聞きません」
そう言って顔を上げると、トメは無表情→驚き→大慌て→怒りと表情をクルクル変えた。
「そ、それとこれとは話が違うわよっ」と必タヒに抵抗するトメに向かってダンナが一言。
「ケンカの内容も知らないくせに出しゃばる方が悪いだろ。
ケンカの原因も含めて、お袋が全部悪い。コイツに甘えるのもほどほどにしろよ」
酸欠の金魚のように口をパクパクしていたトメを見て、とてもスキーリした(・∀・)
その後、今のところ「夕飯作れ」などの下らない要求もないのでさらにスキーリ(・∀・)
Gj! お見事!
上手いなぁ。ここの勇者様がたってやっぱり頭が良いんだろうなぁ。
酸欠の金魚なトメにワラタ。
素晴らしい!>>620
わざわざ仕組んだわけでもないのにこの結末!
神様ちゃんと見てるのね!って初めて思ったよ。
>夫「言ってもいいけど、かえってこじれるだろ。俺がヨメをかばったって」
このひと言激しくもにょる・・・・
旦那を再教育しる!
ありがとうございます。勝手に向こうでがけっぷちに立ってくれたので、後は
背中を押すだけでした(W
>>624
すみません、少し誤解を招く書き方でした。
正しいニュアンスは↓です。
「言ってもいいけど、かえってこじれるだろ。『俺がヨメをかばった』って」
ダンナや舅が少しでも私に味方するような言い方をすると、すぐにトメがスネるので、
そういう発言をしたようでした。
中間オススメ(*ノ・ω・)ノ⌒。ドゾ
振ってきたチャンスは逃がさず
がっちりつかむ
勝負運強そうです
絶妙のタイミング!グッジョブ!
やっぱ、普段からのイメトレが大事かしら。
>>621
知能技で一本勝ち!
ところで …
> 「ちょっと、夫婦ゲンカ?こういう時は妻が折れなくちゃダメじゃない!
> 昔はね、ダンナ様が『黒』と言ったら『白』でも『黒』だったのよ。
> まったく・・・○ちゃん(私)はそういう所が足りないのよねっ!」
↑考えてみれば、同じ妻という立場の者に向かって、夫という立場への卑屈なスタンスを等しく要求する思考回路は一体何なのだろう?
まったくわけの分からない生物だ、トメつうのはっ!!
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