DQNだとは思うけれど、DQN返しのほうはすごい報告が来てるし、発言だけなので
こっちに。
16年飼ってきた犬の晩年は、すっかりボケちゃって夜通し泣き続けるし、寝た
きりになって2~3時間に一度は寝返りを打たせなきゃ床ずれが怖いし、流動食を
100均のソース入れでゆーーっくりと食わせなきゃならんし、指ごと食われかけ
たしで、各種介護用品代も含め、かなり大変だった。
近距離別居のトメには
「犬畜生にそこまでするのかpgr」
「犬畜生にそこまでするなら、人間様の介護は安心ね」
と、言われっぱなしだった、そんな2年間。
言い返す精神的余裕は皆無だった。
そして愛犬は天に召され、葬儀を執り行った。
その後、金銭や物資の援助をしてくれた実家に、謝意と報告を兼ねて電話した。
『お疲れさんだったね。よく頑張ったね』
と労ってくれる実母。ありがとう、と返しつつも、いつものように軽口を叩いた。
「でも、あの子だからだと思うよ、ここまで介護できたのは。人間も同じくらい
介護してもらえると思ったら大間違いだよー」
そして、ふと気づいた。
をや、そういえば、トメが顔を出していたっけ。
本日のピックアップ(=゚ω゚)ノ
電話を切った後、トメは強張った笑顔でなんか言っていた。
「疲れたでしょ、大変だったわね」とか「やっとゆっくり寝られるわね」とか、
そういうことだった気がする。
けれど、こっちは、介護中に「早くくたばれ」とか「汚らしい」とか「保健所にでも
持っていけ」とか「山に捨てて来い」とか、そういうことを言われた記憶のほうが
強い。
その作り笑いを見ていたら、考えるより先に口が動いていた。
「ええ、犬の介護ですら、これだけ疲れたんですからね。トメさんがボケたり寝た
きりになったりしたら、世話なんかできないし、する気もないですわ。速攻で施設
ですね」
「愛犬には、自分が拾ってきた責任がありましたけど、トメさんに対しては何の
責任もありませんしね」
「愛情がなきゃ、あんな介護できませんよ。ましてや……ねぇ」
「てか、施設の世話をしてやるのもメンドクサイ」
やあ、介護疲れでブレーキが壊れていたようだよ。
トメは、なんかひとしきりわめいた後、ブチブチ言いながら帰っていった。
あれからトメの来訪はない。スッキリ。
GJだ、GJ!介護も含めてよくやった!
GJと同時に1ワンコ飼いとして本当にお疲れ様と言わせてもらう
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